「愛からはじまるサスペンス」 1

記念すべきマリナシリーズの1冊目、「サスペンス」が発売されたのは、ちょうど7月。発行はちょうど15日。

――ということで、お待たせいたしました(?)、和ぎによる「サスペンス」感想文をこれよりUPいたします!!!!
マリナシリーズは今年で24歳ですよ。来年は盛大に祝ってあげたいですね☆


私の感想には全く興味がないという方や、読みたくないという方はここでさようならです。
今日の出来事を語るスペースもないので(笑)、早々に感想に参りたいと思います。

読んであること前提に行くので、ネタバレも覚悟しておいて下さいませ。
――では、興味のある方のみ、続きをクリックしてどうぞ♪
(初めの方はほぼ紹介)



○ 愛からはじまるサスペンス


主な登場人物: 池田麻里奈、響谷薫、響谷巽(兄上)、一条さやか、白石マリ。

取りあえず初めはキャラ紹介だと、まずは舞台をどう固定して行くかということで、1ページ目から次々に主要人物の登場と、話の中心に行くまでの過程や説明がなされています。初の文庫ということでか、センセ―の生真面目さが出ていたり、説明文が続いたりしている。とはいえ、これをなくすと、この微妙で繊細な話は成り立たないだろうなぁという気がします。

――ということで、私もまずは主な登場人物であるマリナと薫について書き連ねて行きたいと思います。


● 池田麻里奈(マリナ)

 生活: 四畳半のアパート暮らしをしている三流まんが家。
      料理は苦手なのか、カット・プライスラーメン(袋ラーメン)か定食屋で済ませている。
      一週間に一度か十日に一度銭湯に出掛けて行く。

 性格: 恋愛、ゆれる女心、セクシーが苦手(美人とは言いにくい、恋愛経験がない、神経が一本しかないに決まっているとうわさされている単純さと野太さとを兼ねそなえている、女の中ではかなり異質の部類に入る)。
      早起き嫌い、ラッシュ嫌い、努力嫌い、字が汚い、ぐーたらでふまじめ、大食漢。
      およそ体力で決着がつくものなら何でもいつでも、理屈抜きにワクワクする(他人の戦いのみ)。

 趣味・特技: 昼寝、長電話、何日もでもお風呂に入らずにいられること。

 癖: 昔から考えが行き詰まると唇をかむ。

 持ち物: 黒くてぶあついバインダー(先輩後輩大人子供ふくめて三四五六人の全住所録)。
       どでかいショルダーの中にスケッチブックと鉛筆。


――まず、私は、カット・プライスラーメンなるものが何なのか分かりませんでした。調べてみると、安いけれどとても不味い袋メンだということが判明。マリナの生活状況がよく分かりますね。これは、ほぼ原作通り抜き出してあるのですが、こんな性格の主人公でよく大丈夫だったなと、冷や汗が出て来ますね。それだけではないからこそ、今こうして私は好きでいられるのですけれど、設定、凄過ぎます。

● 響谷薫

 出会い: 中学の一年半。
       転校三日目のある日、その姿を女子用トイレの中に見かけて、学校じゅうに轟く大悲鳴をあげた。

 病気: 中学二年の初夏、バスケの練習中突然倒れ、原因不明の狭心症付心筋梗塞と診断される。
      死ぬ危険性のある心筋梗塞の大発作がくるのは二、三年に一度ぐらいの割合。

 スタイル: 肩までの褐色がかった巻毛、深くすんでいるためにうっすら青味をおびたようにみえる大きな眼(下方が心もちあいた三白眼)。
        中一の秋まで、スカートをはいたごく普通の優等生的女子中学生だったが、ある日突然、髪をばっさり切りおとし、パーカースタイルに身をかため、口を開けば男言葉という大変貌をとげた。

 秘密: 中一の時、風邪で寝込む(熱・四十一度)→ 兄上が大学の寮から血相変えて帰ってくる→ 「(略)ああオレが変わってやれたらいいのに」→ (恋に)落ちる→ どうしても思いきれず、恋と自己嫌悪との間でくたくたになる→ 物置で酒を見つける→ 自分の心に決着がつけられない→ 女をやめてしまう

 特徴: 唇に嘲笑うようなほほ笑みが浮かんでいると、ただではおさまらないところに突入する時の前ぶれ。

 バイオリン: 音色においては右に出るものはいない。
          真珠がこぼれだすようなつややかな音だが、どっちかっていうと地味(マニアごのみ)。


マリナの回想で薫が登場するシーンはあれど、本当に薫が登場するのは49ページ(!)。
この数字に驚かずして、何に驚く。それまでが如何に長いかが、分かっていただけるでしょうか。私が初めて読んだ時にダレたからって、責められないでしょう(笑)? この、マリナと薫の紹介文のほとんどが、その前に入っているのです。本当に、頭が下がります。ある意味スゴイ。

そして、その後、89ページまではガダニーニ(バイオリンの名器名)と兄上を争う出来事であったり、薫の秘密が明かされたり……。で、事件が動き出すのは、この後からなのです。


● 薫の秘密を知ったマリナが、好きな人、妊娠して兄上に捨てられた彼女、兄上の新しい恋人――の3人を裁く薫の心中を思って、「その時に、傍にいてやりたい」と思う気持ちが、私はすごく好き。二日酔いでフラフラな状態でも、いてくれるだけで、きっと薫は救われるのだろう。こういうマリナの思いは、この後も全編で見ることが出来ます。――だから、皆から惚れられるんだ(笑)。

● レポート用紙5枚分にびっしり書かれた事のあらまし、マリナがとても褒めていましたね。夜中にひとりでタイピングしていたのかと思うと、思わず笑ってしまうのは何故でしょうか。きっとひとりで推敲を重ねたんでしょう。音楽も家も捨てて、人里離れた山奥で作家にでもなればよかったのに、兄上……。

● たぐいまれな美青年の前で初のパンチラ披露。……シャルマリ好きーとしましては、シャルルに嫉妬させてもいいものかどうか悩みます(笑)。しかし、兄上、出来るな!! 視野が広かったら、きっと女泣かせになっていたと思います。いや、もう充分に女泣かせでしょうか……。





――さて、ここでもう文庫は半分です。
キリが良いので、ここから先はまた明日後日UPしたいと思います。

ここまで読んで下さった皆さん、ありがとうございました。
何かの参考や、思い出の引き出しになればよいのですが……。

とりあえずは、楽しんでいただけたら満足です。


               >>「愛からはじまるサスペンス」 2

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プロフィール

和ぎ(なぎ)

Author:和ぎ(なぎ)
7月30日生まれ。
北陸在住の藤本ひとみ中毒者。
性格: 小心者、忘れっぽい、
     面倒臭がり屋、マイペース

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