出会いと始まり。

○○中学校3年○組同窓会、出欠の返信期日まであと――1週間とちょっと。

ああやっぱりというかなんというか、どちらにするか迷う~~(悩っ)。分家の方で写真付きで同じことを言っていましたが、やっぱりまだ決断は出来てない。決断力がない私は、むにゃむにゃと眼の前の読書や創作に頭を回していました。そう、私は昔から、嫌なことなどがあった時は放り出して別のことを始めてしまうような子供でした。ええ、今と大して変ってませんな! 今回は嫌じゃないんだけれど、何だか迷ってしまうというパターンですが。

中学3年の時の私は……青春時代の最悪期(反抗期?)から抜け出そうとしている頃でした。と同時に、太っていた時期から何とか抜け出そうとしていましたね。微妙なお年頃でした(笑)。そんな時期にアトピー性皮膚炎が酷くなる時期が来るのですから、まったく、この頃のアトピー性皮膚炎の子供は可哀想です。外見と人の眼を一番気にする時期なのにね……まったく!!

――そうして、この時期なのです。
私が藤本センセの書かれた「マリナ」シリーズに出会ったのは。

季節はあともう少し先の頃です。梅雨が終わって、もう鬱陶しい湿気で悩むこともなく、もうすぐ中学生活で最後の夏休みに入ろうとしている頃でした。図書館だよりというものがどこの学校にもあるかと思いますが、その頃の我が中学校は少々変わっていました。図書館だよりの他に、新刊案内の紙が配られていました。図書館秘書サマが、それまでにない新しいことをやっていた中のひとつに、定期的にたくさんの本(中古含む)を図書室に入れるというのがあるのですが、その本を紹介する為のもの――図書館だよりとはまた別(?)の発行物――も作っていたのでした。

その発行物に、シャルルと和矢、マリナの3人のイラストと共に紹介文が載っていました。今思えば、破格の待遇です。他にもたくさん紹介する本がある中で、イラスト入りで載せられていたのですから。まあ、もちろん、他の本もイラストが載っているものもありましたよ。とはいえ、正直、そのイラストには惹かれませんでした(谷口さんごめんなさい・冷汗)。が、その紹介文には惹かれました。私、推理物が大好きなんです。そんな私の心を、その発行物が推理という言葉で引っ掛けたのが、そもそもの始まりでありました。

けれど、当時、私には借りたいものがいっぱいあった。貸出できる本は3冊まで。故に、私は、今借りたいものを優先させていました。推理という言葉に惹かれてはいましたが、イラストが引っ掛かっていたのです(本当にスミマセン!)。なので、新刊コーナーの前に眼を通した時にその場所は把握していましたが、素知らぬふりを続けていました。ずっと通っていましたが、誰も借りるものはいないのか、いつもきちんと揃っていました。

そして、とうとう借りたい本が尽きた時(貸し出されていた)、私はあのバラ色の背表紙に触れたのです。
まずはお試し程度に2冊。「サスペンス」と「迷宮」です。

「サスペンス」は、初めて読むものとしては、その世界に入り込むには少々苦しいものでした。四苦八苦しながら読んだことを覚えております。この頃に持っていた潔癖な心が、兄妹愛を「うーん?」という気持ちにさせていました。……通訳しますと、「気持ちは分かるけど、駄目でしょ」です。それから、この本には多くある、時代を感じさせる言葉の数々が、発売当初から時が経ったあの頃には大きな壁となっていました。――まあ、ひとことで全て表すと、ひとみセンセの言葉遣いや表現が硬かったのだと思います。

(※ 私が藤本作品と出合った時期は、皆さんとは大分ズレています)

でも、たった1冊で全て決めつけてはいけない。やっと読み終えてゼーゼー言っていた私は、「迷宮」を手にしました。返却日まで、あと数日という日でした。こちらは「サスペンス」と違って読みやすく、かつ、「マリナ」シリーズの世界にあっという間に落ちて行くには充分な魅力がありました。ここから先はご想像通り、皆さんが経験したであろう、同じ道を歩んで行きます。ただし、まだ、「薫が好き!」とか「和矢orシャルルが好き!」という局地的な思いはありませんでした。ただ面白いから好きになり、その先も読みたいと思っただけだったのです。

その日から、私の貸出記録には「マリナ」シリーズが1・2冊は必ず入るようになりました。そうして夢中に読み漁っている間に夏休みに入り、午前の短い間開かれている図書室にも日参して、ようやくシリーズを読み終えられる……ということにはなりませんでした。寄付という印を押されたこのシリーズは、「エリニュス(下)」までしかなく、あの気になるところでバッサリと切られていたのです。もうすでに「マリナ中毒」になっていた私は、その日から中古書店を巡ることになりました。血眼です。

高校受験を控えている受験生の夏休みとは思えぬ毎日を過ごし(勉強するつもりはなかったけれど)、ようやくマリナシリーズ(「シャルル夜想曲」の存在はまだ関知していなかった)を読み終え、「藤本ひとみ中毒」になる気配を見せていた私は、早速他のシリーズにも手を出して、そうしてまた新たな読書への日々を突き進んで行ったのです。


あの出会いから、もうこんなに時が過ぎましたが、未だにこの熱が冷めることはありません。
というか、新たな一歩を踏み出してしまっています。二次創作という形で(汗)。

――そんな素晴らしき中毒な世界に誘ってくれた本(「マリナ」シリーズ)の感想を、出会ったこの季節(6月)から始めたいと思います。皆さん、どうぞお楽しみに!?


(以上、告知でした★)

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和ぎ(なぎ)

Author:和ぎ(なぎ)
7月30日生まれ。
北陸在住の藤本ひとみ中毒者。
性格: 小心者、忘れっぽい、
     面倒臭がり屋、マイペース

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