空模様

思いついたままをぽつぽつ綴ります。
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今日は久しぶりに昔からのもの詰め放題。


よっし! 私の負担がなくなった……じゃなくて、「forum」の復活おめでとーう
元通り(でもちょっぴりバージョンアップ)になりましたね~♪
先に向こうの方でお祝い話(「さくらんぼ~」)をUPしてきましたら、こちらに来るのが遅くなりまして、只今、12日の午前1時。おぉう、恐ろしいですね、時間というものは。すみません、私の優先順位は 「forum」>「空模様」 になってますので、どうしてもこちらの方が遅くなります。

実は、元に戻らなかった場合、私はひそかにHPを立ち上げようかと思っていました(出来たとしても、きっと、お話置き用のHP)。だって、こちらの方が楽かなと思ったのですよ。そりゃあ、私には全然知識はありませんけれどね。相談すれば、まあ、何とかなるかなー程度に考えていました。認識が極甘です。


――さて、ぶっちゃけたところで、そろそろこちらの方でもお祝いをいたしますか!

ふっふっふ。私はお祭り好き。この機会を逃す私じゃありません。もちろん、こちらの方でも「forum」の復活祭をしたいと思います!! 
ちょっとだけ注意事項があるので、それを必ず読んでから見て下さい。
それでは、どうぞ ↓↓↓




※ 注意

このお話は、私がとある方にプレゼント(?)したお話の設定をそのまま使って創ったので、いつもとは大分お話が違います。まず、マリナ→シャルル という図式になっていて、シャルルはマリナに冷たい態度を取っています。そして、オリジナルキャラの「ロジェ」という人物が普通に登場。このお話ではあまり深く突っ込んでいないので皆さんにも楽しめるものとなっているかと思いますが、上記の点にご注意してお読みください。




№22

 池田麻里奈という女の子は、思い込んだら一直線なところがある。
 人の心の中にはズカズカ入り込んでくる癖に、妙に鈍いところがある。
 彼女に気付かれる前に、逃げられないようにするために、今日も彼は“フリ”をする。気付かないフリ、知らないフリ、見ないフリ。平素以上に自分自身を律することぐらいやってみせる。手に入るというなら、どんな汚い手口でも使って見せる。だから……。

 ぷうっと膨れた頬に尖った唇。眼鏡の奥には不服そうにきらめく眼(まなこ)
「ちょっと、人がせっかくデートしましょって誘ってるのに、どーしてこんな書類を持たせられなきゃなんないワケ!?」
 体勢を崩しながら持ち直した書類に一瞥を投げ、細められた眼をシャルルに向ける。請うようなその眼差しの中、わずかに含まれる熱に気付かない彼ではない。けれど、シャルルはそれを無視して視線を落とした。
「見てわからないか? 私は今、仕事中なんだ。話がしたいだけなら手でも足でも動かして少しは役に立ってからにしろ。どうせパティスリーにでも行きたいとかそんな内容なんだろう?」
 さらりと言い当てると、不満に開かれた口は貝のように閉じてしまった。
 全く、思考が読みやすい。
「まだ信じてくれないの? こんなにデートに誘ってるのに」
 重たくなってきたのか、抱えるようにして書類を持ち、呆れとも悲しみとも怒りともつかない複雑さを滲ませて訴えてくる。心が惹かれないとは言わない。が、決定打に欠けるなと、シャルルは冷静に判断を下した。
「シャルル、ここはオレに任せて、マリナとデートに行って来たらどうだ?」
 先程からずっと聞き耳を立てていたロジェがマリナの見方に加わり、そっと促す。それに力を得たのか、マリナがそうだと言わんばかりに首を縦に振る。ところが、2対1の状況でも、シャルルは決して揺るがなかった。ゆっくりと顔を上げると、口の端だけで笑って見せ、
「今の言葉、もう一度言える勇気があるか、ロジェ?」
 と、優しげな声色で言い放ったのである。ブルブルと首を振るロジェに満足げに頷き返したシャルルは、そのまま視線をマリナに移した。醒めるような青灰色の瞳に視線を絡み取られて、マリナははっと息を呑む。
「君が私を好きだというなら、少しでも近付ける雑用係という任務は大変な好機だと思わないか? 断れば、無論、私は君を締め出す覚悟だ。けれど、手と足さえ動かしていれば、君はここに居られる。君の聞きたいことも、仕事をしながら聞こうじゃないか」
 意地の悪い笑みをどこで覚えてきたのか、シャルルは至極楽しそうな、余裕に満ちた表情でそう言った。立てられた腕の先を、たっぷり時間をかけて組むその動作は、見る者にとって無言の圧力となることを知っている者のそれだ。その態度は決して、自分のことを好きだと言ってくれる人物に対する態度ではない。
 マリナは少し俯いて唇を強く噛みしめた。
「それとも、私のことが好きだと言ったのは嘘だったのかな?」
 その声に含まれる笑みに、マリナはカチンときて顔を上げた。言葉もそうだが、自分の気持ちを冗談にされるのは我慢ならない。決心してここまで来、なに振り構わない思いで気持ちを伝えているのだ。たとえ好きな相手であろうと、その気持ちを傷付けることは決してしてはいけないことのはずだ。
「――やってやろうじゃないの。気持を疑われたまま帰る訳にはいかないわっ。いいわよ、やってやるわよ、雑用係!」
 バシンと音を立てて閉められたドアを見つめ、呆気に取られながら、ロジェは嘆息した。本当に、どうしようもない。
「シャルル、好きなら好きって言ってやったらいいだろう。どうしてそう捻くれたことをするんだ。あれじゃあ、マリナが可哀想じゃないか」
「君の意見はもっともだよ、ロジェ。しかし、見ていて面白いだろう? 何より、自分の為に一生懸命になってくれる姿を見るのが好きなんだ。ゾクゾクする」
 ロジェはもう一度嘆息すると、仕事に戻った。

 私とマリナは今、旅をしている。その行き着く先が、お互いの心だったらいい。そうならないなら、このまま嫌われて二度と逢わないよう。もどかしくても、臆病者だと言われても。私がこの世で一番恐れているのは彼女。ギリギリで勝負しなければ得られない。

 ――だから、二度と離れて行かない心を望んでいる。






サディスティックなシャルルが嫌いな方、ごめんなさい。
このお話の元がいつ読めるようになるのかは未定です。ご了承下さい。


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【 2008/10/11 】 【物語】 | TB(0) | CM(3)
和さんへ☆
和ぎさん、こんにちは。
forumの事、コチラの記事で初めて知りました!
大変だったんですね!!
先程、行ってみたらもう、元通り(作品)でしたのでビックリ致しました。
お疲れ様です。
でも、私、和ぎさんのサイトも拝見してみたい・・・そう思ってしまいました(^^)

サドスティックなシャルル!
えぇ!勿論。好物ですとも♪
このお話の前があるのですか?
うわ~、是非とも拝読したいですね。
どなたへ御謙譲なされた作品なのかヒントなどいただけたら嬉しいです。
マリナに雑用・・・沢山させましょう(笑)
今更ながらに思うのが、マリナシリーズの男子メンバーは、ガイを除いては皆、マリナの扱いが随分なように思います(^^;
ゾクゾクするのかは分かりませんが、扱い的には「マリナだからコレでいいでしょう」と思うのは私だけではないはず(笑)
【 2008/10/12 】 編集
こんにちは!(今日2回目のコメントです♪←おーい、仕事は~?笑)
 和ぎさま、こんにちは!お昼頃、forumの方にもお邪魔させていただいてた、まみぃです♪
 うわあ~★「さくらんぼ」に続いて、豪華ですね!わ~いっ、シャルル祭りだあ~♪(←ちょっと、違う?)。いやあ…素晴らしいっ!!
 こちらのシャルルはマリナちゃんに想いを告げられているのですね!もうっ、サドっぽいシャルルも素敵すぎです♪マリナちゃん、頑張れっ!いやあ~、マリナちゃん→シャルルのバージョンも物凄くドキドキ、ゾクゾクします!こちらの二人の続きが読みたいと思うのは、私だけじゃないハズです☆。ぜひ、またお願いしますっ!!(懇願)
 シャルル祭りをどうもありがとうございました♪(←いや、違うって?)  BYまみぃ
 
 
 
 
【 2008/10/13 】 編集
感想ありがとうございますv
 ☆ ガーネットさん

このブログで初めて知ったという方が、存外、大勢いるようです(苦笑)。
もう、すっごく驚きましたよ~!! 一番大変だったのはよしのさんだと思います。あそこまで頑張って下さったのですからね。本当に凄いことだと思います。「皆様、お疲れ様でした」って、労いたい心境です。

私のサイトが見たいなどと言ったら、ガーネットさんにも火の粉が来ますよ♪ 私、聞いて回るつもりでしたから♪♪ それでもいいよ、とおっしゃっていただけたら、考え直してみますv-410 本当に知識ないんですよ~。

サディスティックなシャルルは好物でしたか!! 良かった(?)v
サド・シャルルと健気なマリナの出会い話があります。勢いで創ったので、見直すと大変なことになりそうですが、そう言っていただけるとうれしいです。いつか、UPされると思います。どなたかというと……このブログにリンクさせてもらっている方に捧げました。誰よりも長い付き合いです。うふふ。

雑用、たっくさんさせましょう(笑)!! マリナはタフですから、たとえ女の子だと思ってもらっていたとしても、あんな扱いになってしまうのでしょうね。逆にあれこれやられるのはマリナの性に合わないでしょうし☆ (ガイは自由にさせてくれるタイプですね)
シャルルはきっと、期待からくる気持ちでゾクゾクしているのですよ(半分はサド的なものも入っているとは思うけれど)。私も、マリナの扱いはこれぐらいでいいかと……(笑)。


 ☆ まみぃさん

お仕事、大丈夫でしたか~(笑)?
あちらの方にもコメントをいただき、ありがとうございますv
お祭りは盛り上げないと気がすみませんからね、平素通りではつまらないです。なので、シャルル祭り! 復活をシャルルで祝うのです!!

はい、プレゼントした時に再会と告白をワンセットにしてあるので、SSでは想いを告げているところから始まっています! 彼等の反応が思ったより普通すぎて笑えます。私、あんなに頑張ったのに~。
私が書くからサドっぽく見えますが、シャルルは本当にサドですよ(笑)。陰では本当にサドです。ふっふっふ。マリナには惚れた弱みで頑張ってもらいましょう。

このシリーズの続きですか……。うーむ。全く考えてなかったです。今回のお話も、思い付きですからねぇ。SSという形で良ければ、可能性はあると思いますけれど、きちんとしたシリーズ化については、何とも言えません。一応、考えてみますね。

お祭り、バンザーイ!!

【 2008/10/14 】 編集
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