2008_09
11
(Thu)23:20

ゆらゆら揺れるもの、それは意識。


眠いっす。(2回目)

先日、庭の柿の実がひとつだけ赤くなっていることに気がつきました。真ん中の実がひとつだけ、ほんのりと色づいていたのです。まだまだ、赤くなる季節ではないのですが……。現に、他の柿はまだ大きくなってすらいない。………何でだ!?

今日はちょっと、久しぶりにお絵かきしていました。
相変わらずのデッサン力のなさとかにちょっと涙しながら、新たなる挑戦を決め込む私。うん、そんな暇あるなら皆様の書いたお話読みに行けよ、とか、コメント書きに行けよ、とか思います。自分でも。……うん。明日頑張る。でも、取り合えず、下書きは表に出してみる。

   下書き

グラデーションの試しと、下書きが主。後の20%は遊び心☆
少しは変更があるかもしれません。なにせ、これでは彩色が大変……。おまけに、これじゃあ誰だか分からない(苦笑)。等々の理由から変更アリの問題作です。



今日は突発的コマ絵ではありません。お話です。物語です。SSです。

前日にも記しましたが、想像力によってはピンク色のお話です。鈍感な方は大丈夫です! この注意を読むまでもなくお先へとお進み下さい。ちょっと暗いかもしれませんが、楽しんで行って下さいねv

さて、想像力が先走ってしまう方、この注意を一読してから読んで行って下さいね。
想像はどこまでも広げて下さって構いません。が、時と場所を考えて、後で読んだ方が良さそうだと思ったら、その思考に従って下さい。一応抑えてありますが、直接的表現も皆無ですが、フィルターを通すと見えて来るものがあります。本当に注意して下さい。

ちなみに……フィルターが欲しいと言ってもここには売っていませんので、別の場所で装備してきて下さいませ。

また、捉えようによっては暗いお話になっているかもしれません。少しでも暗いお話の方に想像力を使ってしまう方はご注意下さい。和ぎはこれでも幸せなお話を目指して書いたんですよ。


――ではでは、お待たせいたしました。
20番記念って言っても普段とあんまり変わりねーじゃねーか、なお話をお読みください!





№20

 もしもあの夜を取り戻すことが出来たら――。

 幾度となく思い出される一夜。
 闇を閉じ込めたような夜ばかりを過ごしてきた私にとって、その夜は特別。
 肌の温もり、彼女の香り、全ての感覚を総動員させて得る感覚。
 何もかもがただ愛おしくてならなかった夜。

 あの夜をもう一度味わえることが出来たなら。

 試験官にでも詰め込んで、コルクできつく蓋をしよう。
 透明なガラスに夜の色が浮かぶ。

 あるいは、香にその夜の空気を練り込んで、その夜の香りだけを楽しもう。

 もう一度。もう一度。

 白いシーツの上に君の全てが広がる。
 瞬きする間に消えてしまわないように、君を腕で囲う。
 本当は消えて欲しくなんてない。
 夢じゃなければいい。
 すべて。すべて。


 小鳥のさえずる音がして、重たい瞼を開けてしまうと、ぼやけた視界の中に見慣れた茶色の髪が揺れていた。無意識に手を伸ばして捕まえると、カクンと頭が動いた。硬いけれど艶やかな手触りがする。
「あ、おはよう。ごめんね、起しちゃった?」
「こんな時間から何やってるの?」
 質問に答えることなくそう言っても、彼女は怒らずに微笑んでくれた。
「ちょっといいネタを思いついたから、忘れない内にプロットにしておこうと思ったの」
 二重に閉じてあったカーテンが一枚わずかに開けられ、薄い明りを彼女の手元にまで届けている。きっとそこから小鳥の声が漏れたのだろう。ふと淋しくなって、孔雀青の薄暗い空気の中から、やわらかい綿の寝巻を着た彼女を抱え込んだ。
「それ、もう終わった?」
「んー、あともう少し」
「後で書いても問題ないだろう」
「こういうものはね、思いついた時にパパッと書いてしまうのがいいのよ」
 こちらの気持ちに全く気付いてくれない彼女に心が揺れて、腕に力が入る。
「まだ朝には早いよ。もう少しまどろんでいよう」
 背中に顔を埋めるようにしてそう言うと、彼女の背中が震えた。
「ぅぎゃっ」
 色気のない叫びを上げて、彼女がベッドに上がる。いや、正確には、上げた。彼女が事態を飲み込む前にすかさず毛布に包めて残りも引きずり上げると、彼女は渋々といった感じで抵抗することなく腕の中に納まった。
 抱きしめた彼女の体は、朝の空気ですっかり冷えきっていた。彼女もそのことにようやく気付いたのか、温もりを求めるように寄り添ってくる。
 愛おしい存在。
 髪の先まで温めたくて、頭を抱いて髪を撫でた。


 君がこの腕の中にあるなら、あの夜を手放そう。
 月下美人のように短く甘い時間より、甘くない君と過ごす永久の時間を選ぶ。
 夜が明けることも厭わない。
 この想いを打ち明けよう。

 君だけに。君だけに。





両想いなふたり。

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2008/09/12 (Fri) 10:13 | # | | 編集 | 返信

お返事です!

遅くなりました、お返事でございます~(汗)。


☆ Mさん

朝からドキドキしてもらってありがとうございますv
しかも、予告していた時から楽しみにして下さっていたとか……恐れ入ります(照)。大変恐縮です。その後、仕事に支障を来さなかったか心配ですが、大丈夫ですよね? 失敗したらシャルルが抱きしめて慰めてくれる……のはマリナだけですよ(苦笑)。

不安に思っていたことも、きっとこの後、マリナはシャルルの腕の中で聞くことになるかと思います。ふふふ。でも、聞く前に不安が消し飛んでしまう恐れもアリ。何せ、相手はマリナですからv

イヤらしさを出してもいいのですが(え)、それはこの場所では無理ですね。や、私の気持ちの問題ですけれどね。UPするとしたら、“広場”のTEXT2で、ですね。うん、でもきっと、多分、そんなにイヤらしくはないんだろうな(苦笑)。読み手次第の部分もありますが、引き出させるのは(私には)無理ー。
(マリナには)分かりにくい甘えでイチャイチャさせるくらいのことしかできませんが、気に入っていただけるとうれしいです♪
ですが、『さくらんぼ~』のふたりにはまだまだ遠いと思います。ハイ。えっ、私のお話の進め具合とは関係ないですよ!? ふたりの距離の問題ですからっ。でも……はい、頑張って進めます。お話の方を……(汗)。


きっと、泣くでしょうねぇ。悲しい時は泣けばいいですとも! 何を恥じることがありましょう!! とはいえ、「可愛い」と思ってしまいました。お許し下さい★ 確か、カブトムシの卵の育て方はなかなか気を使うものだったような……。頑張って下さい!

Mさん……ちょっとだけドキッとしちゃったじゃないですか。そっちのことだったのですね(笑)。
それはもしかして、「伯爵○妖精」というシリーズではありませんか!? それだったら、実は私、読んでます。立派な読者として浮気しています! 確か、伯爵の声優さんは美声で知られる、一度シャルルの声優も務めたことがあるアノ方。けれど、残念ながら、こちらでは放送されないのです。悔しいです。私の分まで観て楽しんで下さい!
マリナシリーズが現在も続いていたとしたら、間違いなくアニメ化放送でしょうね。……うん、そうですね。そうされなかったからこそ、でしょうね☆ 楽しめるのは。


その他、拍手を下さった方、ありがとうございます♪

Iさん、大丈夫です。私も読み手だった場合、絶対に後者になること間違いない!! 同士です!

2008/09/18 (Thu) 19:13 | 和ぎ #jxT87rSU | URL | 編集 | 返信

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