2008_05
01
(Thu)22:54

楽しみがたくさん。

「相棒―劇場版」ついに公開~~~!!!!!! おめでとうございます~~vv

               相棒

昨日の記事を見たら、「公開初日に観に行くぜ!」みたいな書き方をしていましたが、初日は混んでいるでしょうね。まだ観に行けません。来週、友達と観に行くつもりです♪
(上の画像からはHPには行けません。下のロングバナーからどうぞv)


先程、回転寿司が多い県が石川だと、初めて知りました。それだけでもかなり仰天なのに、なんと、私の住んでいるところの近くにある寿司店が出てきたので、さらに驚き。ああ、ちなみに、入ったことはないです。だってあそこ、休日になるとかなり行列ついてるし、第一、私は、生魚が嫌いなんだって……。あのお店の前を通り過ぎるだけでございます。行列に並ぶのも嫌いだしねぇ。

後、多いのは、カレー屋さんでしょうかね。大きなお店が2店ありまして、県外でもお店を出していますので、知っている方もいるかもしれません。ステンレスの皿に、先が割れたスプーンでいただきます。ついでに両店とも、入ったことはありませんっ! カレーは家で食べるものだと思っている意識の狭い人間なので(でも美味しそうなにおいには釣られる)。


今日は、緊急特別企画! お話を創り始めた頃からいつかはやろうと決めていたお話をやりたいと思います。では、気になる方は、続きをどうぞー。



№12

「メーデーって最高よねっ!」
 と、彼女は言ってニッコリと笑った。
 それは彼女によるひそかな要求なのではないかと思った。4月最後の日。

 この日、街はどこも皆、ゴーストタウンの様相を呈する。
 その代わり、街は白い花であふれる。一列に並んで小さな花が咲いているのを見ると、春だという気持ちが湧いてくる。じっとみていると、老人がひとり、路上の花売りに花束を買い求めにやって来た。おそらく、婦人に送るのだろう。
 そんな風景を見ながら小さな花束を手に、カツンカツンと靴音を響かせ、私は一歩ずつ彼女のアパルトマンに向かうことにした。


「マリナさん、今日はこの白いワンピースを着て下さい」
「別にいいけど……、何かあるの?」
 私からのプレゼントですよ、とジルは微笑みを浮かべ、それ以上は何を聞いても絶対に答えてくれなかった。こういう時のジルって、必ず何かを隠しているのよね。しかも、それを誰にも漏らさずにひとりでやり遂げてしまうんだから、情報がまったくないのよ、判断に困るわっ。
 でも結局、あたしはジルに急かされて、ワンピースを着るハメになってしまったのだった。
 ――ああ、もう、何が起こってもいいわ。来るなら来い、よ。今何を心配していても意味ないもの。その時になったら考えようっと。
「今日は何の日か、マリナさん、知っていますか?」
 キャラメル風味のカフェ・オ・レを飲みながら、ジルがそんなことを切り出した。あたしは首を傾げながら、メーデーでしょ、と答えた。はて、他に何かあったかしら?
「そうです。メーデーです。ですから、今日一日はどこに行っても、どの店も開いていないと思って下さい」
 げっ、ウソでしょう!?
「こんなことで嘘をつく必要はないでしょう。本当です」
 悶々と考えては項垂れるあたしを見て、ジルはクスリと笑っただけで、それ以上は何も知らないふりをしてくれた。
「では、私はそろそろ退散しますね」
 そう言って、ジルは思い悩むあたしを置いて帰ってしまった。
 ……もうちょっと、突っ込んで聞いてくれてもよかったんだけど……。
 こんなに悩んでいるのにどこにもいけない事実を抱え、あたしは彼にあんなことをいうんじゃなかったなぁと、少しだけ後悔した。でも、彼のことだから、この休みを利用して本でも読んでるんじゃないかしら。せっかくの休日だもの、どこにも行けなくても、彼の好きなことに時間を使って楽しんでいれば、それでいいわ。
 そう考えて、その問題に終止符を打つと、ジリリとドアのベルが鳴って来客を告げた。
「はいはーい」
 ガチャっとドアを開けると、ふっと風に乗って清楚な匂いが鼻をかすめた。
「こんにちは、マリナちゃん」
 ふっと花がほころぶように笑う客人に、あたしは驚いた。彼はそっと持っていた小さな鈴蘭の花束を差し出し、この休日の日を、何故かあたしと一緒に過ごしたのだった。






※ フランスには5月1日には鈴蘭を愛する人に贈るという習慣があり、贈られた人には幸運が訪れます。
皆さんにも小さな鈴なりの花を……v


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