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HP 4周年記念創作 ~マリナ~




今日で、能登半島沖地震から6年経ちました。
まず、亡くなられたひとりの方と、住む家を失った方々を忘れない為に、黙祷。



こんばんは、目下、創作中の私。水面下で色々やっている為に、更新や返信がおろそかになってしまっています。
申し訳ないです。すみません。おかげで、オン・オフ共に充実し過ぎて大変なことになっています。半分くらいはシャーロック・ホームズ関連なんで、相変わらずといったところなのですが……(苦笑)。いえ、ただ、私はただ追い掛けてるだけなんですけどっ!! 正典ホームズが可愛いんですけれど、そういう仕様ですか? 時代ですか? 関連雑誌無性に欲しいんですけど、そうすると、片寄ってる私の本棚がどえらいことになる気がするんですけど、元からですか?? もう、自分じゃ分かりません。「SHERLOCK」関連なのか、ベニー(ベネディクトさん)観ると「うきゃー!!」ってなるし、マーティン観るとキュンと来るんですが、なんですかね、コレ。スタッフがツイッターで画像とかコメントを配信してるんですけど、私、そういうのが苦手で、とあるところを経由して情報を得るのですが、兄で脚本家のマークさんのとある日の画像におののきました。どこ撮ってんの――!?!? って、大興奮してしまいました。眠気も吹っ飛ぶわ。アップし過ぎて、何の画像だか分からなかったけど、分かった途端の私の脳は確実に活性化したよ。コレ、何ですかね?

そうですね、分からないことだらけですが、取りあえず………ロンドン行きたい。 撮影見たい~~。


残りの半分は、きちんと創作です(笑)。先週の土曜日にこのブログが7年目を迎えましたので、そのお祝いにSSを創っています。まあ、例によって例の如く、祝っているのか微妙なお話なのですが、お待ちくださるとうれしいです。ここ最近、初期SSネタを再び掘り返すのが好きになっているんですが、こんな現象は初めてです。どのSSから今度のお話が来るのか、推測しながらお待ちくださると楽しいんじゃないかなと思います。もうすぐUP出来るといいな……。伸びるなよ、お話!!

そして、後の残りわずかで、クラシック音楽祭と「相棒」が占拠。
選んで音楽を聞く内に、「幸福(幸せ)を売る男」が頭から離れなくなりました……。本放送や再放送を観る度に、右京さんの横で駆け回っている亀山君の姿が恋しくなったり。イタミンの、「特命係の~」の台詞が懐かしい……。



そんな、脳内妄想大爆発の私、ようやくHP記念創作完成させました。
ずっとお待ちくださっていた皆様、ありがとうございます。
お読みくださる方は、続きをクリックです! (※ 無駄に長いです)






№54

 あ、もうダメ。
 基本的に徹夜は慣れてるのよ。一応、漫画家だから。昔は完全に世間一般から外れた夜型生活だったしね。だから、結構自信あったのよ、欧米ではお馴染みの、朝までパーティー。でも、体力的に無理だったわ……。よく考えたら、ただ座って、気力と根気のみで机に向かってるだけの仕事だった。喋ったり、笑ったり、食べたり、飲んだり、歌ったり、そんな陽気なことはしないのよ。ちょっと、なんであんた達ってば、そんなに元気なワケ?
「マリナ、おまえは、常日頃の鍛錬が足りん」
 漫画家には必要ないでしょ、そんなもん。
 それで絵が上手くなるわけじゃなし、いいストリーが浮かんでくるわけじゃなし、まして売れるワケじゃないんだからねっ。
「食ってばっかいるから、眠くなるんじゃないか?」
「満腹時に寝ると体に悪いぞ、起きろ!」
 そう言うや否や、彼によってあたしは横になっていたソファから引っぺがされた。
 失礼ねっ、食べてばっかりじゃないわよ、ちゃんとゲームにも参加してたでしょ! まったく、人を牛みたいに言わないでよね、モウ。
「マリナ、牛は反芻動物といってね……」
 わ、わ、わ、いい、いいわよ、それ以上聞くと気持ち悪くなるからっ!!
「ふーん、本当に参ってるみたいだね。おっかしいなぁ、食べてただけなのに」
 あのねぇ、食べ物を消化するのだって、エネルギーがいるのよ。今だってフル活動してんだから。あたしを体育会系なノリの日本人や、タフな欧米人と一緒にしてもらっちゃ困るわ。あたしは中学を卒業してからずっと漫画家一筋で、それからずっと運動やスポーツからかけ離れた生活を続けてきたんだから。たまに走ったりするとすぐに息切れしちゃうし、そもそも、そんなに得意じゃないのよ、体動かすのって。あたしってホント、漫画家体質。なのに、ああ、なんで売れないのかしら……。また匿名で内職にいそしもうかしら。ねえ、どう思う、ルル?
「……おい、誰だよマリナに酒を飲ませた奴は。もう酔っちまって、言ってることが意味不明になってるじゃないか」
「論点がずれていってるな」
「ルルって誰だろ?」
 そんな彼らの話を、あたしはモゴモゴと何かを喋り続けながら、ぼんやりと遠い国の出来事のように聞いていた。誰かが喋っているのはわかるのに、その内容だけが頭の中で理解されないままただ流れていく感じ。視覚はなんだか愉快なほどユラユラ揺れて、まるで陽炎のようだ。うっ、平衡感覚がおかしくなりそう。
 ああ、もうっ、そんなに揺れるんじゃないっ。
 おや。これは、何だろう? フワフワしたキレイなもの。
 触ってみると、何とも手触りのいい誰かの髪の毛だった。
 撫でたりいじったりしている内に、モヤモヤしたものが込み上げて来て、思わず、ホントに思わずギュッと髪を掴むと、髪の持ち主が短い悲鳴を上げた。
「おい、マリナ、そいつを食ってもおいしくないぞ」
「とにかく、放してやれ」
「おっ、なんだ、その捕えどころのない表情は」
「ダメだ、眼がもう完全に座ってるよ」
 彼等が何やらしきりに叫び立てている間中、あたしの視界と意識は波のように浮き沈みを繰り返し、その話の内容も、自分の思考も、ただそこにあるだけで何にもならなかった。そうして、そのままプッツリと、あたしは全ての情報を遮断してしまったのだった。


「あーあ、髪掴んだまま寝ちまった」
「何っ!?」
 それが何を意味するのか、彼等は皆わかっていたので、一様に嘆くように首を振ったり、眼に手を当てたりした。場の空気は一気に憐れみへと変わり、その視線は彼女から、髪を掴まれたままの彼へと注がれた。
「同情するなら交代して欲しいね」
 短い息を付き、吐き出すように言った彼の言葉にすら、彼等は同情した。
「マリナから解放されたいなら、その髪、あたしが切ってやろうか」
 その中でただひとり、彼女の友人である女がニヤリと笑いながら彼に声をかけた。その声音から、彼女は明らかに現状を面白がっていることが見て取れる。それを確認するまでもなく、彼は穏やかに言った。
「いや、遠慮しておくよ」
「そうか? 気が変わったらいつでも言ってくれよ、長ったらしいその髪、バッサリ切ってやるからさ」
「気が変わることはないから、安心して野菜でも何でも切っててくれ。料理が得意なんだろう?」
 互いに、表面だけはにこやかに笑んでいるが、彼らの間に流れる空気は冷ややかだった。
 ただ、彼らを取り囲む友人達の反応は当人達とは全く別物で、
「仲良しなのはいいことだね。でも、オレ達はこれからどうしたらいいか考えないと」
「マリナを無理矢理、起こしてみる?」
「いや、起きないだろ」
 などといった調子で、冷たい空気もいつものことだというように流され、話題はこの後のパーティーはどうするかという話題で白熱した。


 結局どうなったのかというと、まるで修学旅行のように、皆がひとつの部屋に集まって寝るという事態に陥ったのである。異論の声はもちろん上がった。が、他に皆が納得するような案が出なかったので、それは仕方ない結論といえた。
 そうして、なんとも賑やかで奇妙奇天烈な夜は深さを極め、やがて空が白々と明るみ出し、低かった気温がゆるゆると高くなった頃、この事態に誰より驚いたのは、何も知らないまま眼が覚めたマリナだったのは、言うまでもないことだろう。





BGM:松任谷由実/ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ~

BGM全く関係ないんじゃないかというお話になってしまいました。雰囲気話です。
メンバーと、ただ仲良くワイワイさせたかった。


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和ぎ(なぎ)

Author:和ぎ(なぎ)
7月30日生まれ。
北陸在住の藤本ひとみ中毒者。
性格: 小心者、忘れっぽい、
     面倒臭がり屋、マイペース

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