2012_12
23
(Sun)22:52

HP 4周年記念創作 ~カミルス~

こんばんは、皆さん。
乾燥で喉が痛いですが、割と元気になりました。

今日は陛下の誕生日ですね、おめでとうございます。

んで、明日はクリスマス、と。TVで「ホーム・アローン」を1・2と放映していましたが、私、あの映画好きなんですよ~。んで、何度目だホーム・アローン!? とか思いながら観てしまうんですよね~~。3以降も観ていたりするんですが、やはり1・2に比べたら、放映率が低いですねぇ。好きなんだけどなぁ、シリーズとして……。

そして、深夜放送に「ノエル」という映画を観たのですが、最後まで観て泣ける作品でした。「Merry Christmas」って、そんな簡単に言えなくなるよっ。面識のない他人から教えてもらう(気付かされる)「愛」あふれるお話です。

そこで何故か突然、『愛がほしくて自分を変えるつもりかって』(トルソ)という、シャルルの言葉が浮かびました……。全く関係ないんですけれどね。『愛して結婚したい』(シャルル夜想曲③)とか言っていたのも相まって、シャルルは本当に……(以下割愛)!! とつらつら考えていました。「結婚しない」を観ていた時からぼんやり考えていたことが、ここで思わぬ形をとって現われたんじゃないかと思いますが、私はどうやらシャルルに飢えているみたいですよ。切ないシャルル、読みたい!!!!!

たった今、自家生産・「愛して結婚したい」Sシャルル話が脳裏をかすめましたので、ちらっと書いておきます。

シャルルは「愛して結婚したい」派。そして、「愛はほしくても自分を変えない」人。
そんな彼は、恋人と別れても未練を残しているマリナに近付き、無理矢理結婚(騙したのかっ!?)。その(初)夜、ベットの上で揉めるふたり。またしても無理矢理に契り、その翌朝から冷血と優しさをにじませる、自分勝手なシャルルとマリナの生活が始まる。周囲へ「私の愛しい嫁」等の発言を撒き散らし、ふたりの言い合いもラブラブなやり取りに見える。そんな生活の中で、シャルルの愛に気付くマリナ。マリナはついに告白して、めでたし、めでたし☆

というお話を瞬時に思いつくあたり、私の脳はもうすでにイカレてる。
どれだけシャルルを……(以下割愛)!!!



シャルルへの愛を叫びながら、今日はカミルス編です☆★☆
12月誕生日(過ぎてるけど)おめでとう~~♪ という気持ちを込めて創りました。

“広場”の管理でもお馴染のよしのさんが、某大会で勝ったのに罰ゲーム(笑)として書いてくださったカミルスのお話も大変素敵なので、是非HPまで覗きに行ってみてください!! ……“広場”じゃないですよ。

今回のお話は、『原作規準』に入れてもおかしくない程、原作設定をあれこれ考えて創っていましたが、如何せん、SS。そこまで丁寧な創りはしていません(かといって、いつも単品のお話全部が丁寧に創っているとは言えませんけれど……)。しまった、これ、単体で出せばいい話だったと後悔しましたが、後の祭です。私が原作を守って創作しようと思ったのは久しぶりでした。他はほとんど、本当に二次創作。私の妄想ですから。後から単体でUPしたら、熱が治まらなかったんだなと思ってください。

お話は、原作でいうと、シリウスと出合った直後の発作から、薬が完成して再びシリウスと再会する間の小話です。
それでは、以下をクリックしてお楽しみください。


№51

 少し涼しさを含んだ風が、丘の下からふうっと吹いてくる。
 草のにおいと、土のにおい、それから――この土地のにおい。
 この地を出て幾日が過ぎても、ここに戻って来れば、それだとわかる。体の奥底に染み込んで、一部となって、普段は気付かずにいるが、ここが帰ってくる場所なのだと、ハッキリと実感させられる。包み込むような、肌に馴染む感覚に、涙が出そうになる。生きて、帰って来ることが出来たのだと。安心して心を解き放つことが出来る場所、ゆっくりと、身を委ねていられる場所。このにおいを、ここに住む人を、守りたい。本当は、ただそれだけなのかもしれない。
 ここに居たい。
 様々な思い出が詰まったこの土地を失いたくない。
「カミルス……?」
 夢と現実の狭間でぼんやりしていたら、誰かがオレを呼ぶ声が聞こえた気がして、底に沈んでいる、無意識の中に散らばった意識を急いで掻き集めた。
 この声は、彼女の声だ。少し不安を滲ませて、恐る恐る名を口にする。
 ああ、また彼女に心配させている。本当は、笑っていて欲しいのに。そんなささやかな願いすら、この身では叶わないのだろうか。どうしてオレは……。
 ――パチリと、目蓋が開いた。
 そこは丘ではなく、見慣れた、いつもの簡素な部屋だった。部屋には、彼女の姿はない。
 彼女は、オレを起こしに来てくれたのではなかったか?
 どうしてあんなに不安そうだった。オレはまた発作を起こして運ばれたのだろうか?
 だとしたら、それはいつだ。……記憶にない。その前に、今は一体何時だ……?
 そんな、次々に浮かんでくる疑問に答えてくれる者も、いない。
「あ、カミルス、おはよう……」
 そこへ、眠たげな声を出し、眼を擦りながらフラフラと部屋から出て来た彼女と会った。不安を感じさせない、大きな欠伸をひとつ。それから照れくさそうにニッコリと笑った。彼女からは、仄かに、昨日とはまた違った薬草のにおいがした。
「――ああ、おはよう、能天気なマリナちゃん」
 この笑顔で、オレはどんなに心救われただろう。不思議なほど、どこからか力が湧き上がって来て、笑顔になれる。
 どんなに心乱れていても、すっと和いで、いつものように笑んでいられる。
 ここに居たい。
 彼女が地の底に沈みそうになっていたオレに力をくれ、迎えに来てくれたのだから、それに応えねばならない。信じてくれている彼女を、失望させてはならない。
 笑顔の彼女も、ムッとして抗議する彼女も、失いたくない。だから、守るのだ。力の限り。





MGB: 松任谷由実/春よ、来い

半分、私の実体験です。
12月中にUPさせたくて、順番を入れ替えさせました。
(最早、順番なんてあってないようなもの?)

まだ好きだと気付いていない(?)頃のカミルスの雰囲気が出せていたらいいな。


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