空模様

思いついたままをぽつぽつ綴ります。
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HP 4周年記念創作 ~ミシェル~

部屋のゴタゴタを放って、お話も放って、最近の私は眠りこけております。ん~、やる気はあるんですが、何せ寒いので、部屋を暖めてから~とか考えている内に眠ってしまうんですね。コタツ☆マジックですよ!! ぬくぬくしている間にいつの間にか……。おかげで、ポケットに入れておいたチョコが融けてしまったんですが……ああ、コレ、どーしよ!!? 状態ですよ。忘れていた私が悪いんですけれどね。ええ。冷凍庫に入れて、凍らせてから食べます。ハイ。

只今私は読書期間中でもありまして、色々な本を手当たり次第読んでいます。読んでいるもの・いたものは、以下の通りです。
身代わり伯爵シリーズ(清家未森)、伯爵と妖精シリーズ(谷瑞恵)、銀魂(空知英秋)、BEAR BEAR(池ジュン子)、町でうわさの天狗の子(岩本ナオ)、狼陛下の花嫁(可歌まと)……。
こんなものかしら。なんか、まだ色々読んでいる気がしますが、きっと雑誌の方だ。主に漫画なのは、小説を読むと止まらなくなるからです。私、一度集中して深く世界に入ってしまうと周りが見えなくなるので、一応、制御はしているのです。漫画でもセットで一気に読むと朝チュンしてしまうことがありますけど……(汗)。今はでも、いつの間にか眠ってしまうパターンの方が多いでしょうか。

ゴースト・ハントは、下働きというか家来というか、下僕というか……。参加いたしましたね、彼。扱き使われるわよ~。懐に飛び込むのはいいけど、容赦しないよ、そこの社長(笑)。レギュラーの皆を始め、安原さん、手伝いをさせられた人はメンバーに入る確率が高いように思われますが、彼はどうでしょうね。お話が続いてくれることを心待ちにしていてそれを疑わずに待っていますけれど、彼はこの後も出てくるのかだろうか――と、思っていました。だって、さ、ジーンはどうするのさ、ジーンは。



それでは、今日はミシェルのお話です。
本当はシャルルの次に書いたというのに、私の気分で後退させられてしまいました。お気の毒さまです。
あんまり創る気はないんですが、出て来たので、創らざるを得なくなりました。彼が出て来ているのに、今回、ジルの出番はなさそうです。お話が浮かばない……。頑張れば捻り出せますが、なんか、出て来なさそう。つい先日までジルのことを忘れていたくらいですから、多分、今回は出て来ないですね。お許しください。今回はミシェルに頑張らせます(何を?)。

それでは、お話を読みたい方は、以下をクリックしてくださいませ。




№50

 少し、疲れていたらしい。
 ソファに深く座って、聞くともなしに聞いているふりをしていたけれど、どうやらそれも限界だったようだ。
 彼女のくだらない日常の会話をオレに言ったところで、何にもならないだろう。アドバイスをするほど奇特な訳でもないし、そこまでお節介でもない。プラスにもならなければ、マイナスにもならない。それだのに、彼女の話は途切れることはなかった。
 ……むしろ、オレの方にダメージが与えられているような気がする。
 ……これは、なんの罠だろうか。
 彼女の声は、決して美しいとはいえないし、心落ち着くような声音でもない。
 ありふれた、どこにでもある、女の声だ。
 けれど、彼女の声を聞いていると、引き込まれるのだ。
 意識の上を滑るように、声がいつの間にか奥にまで落ちて来ている。それに気付けば、それはいつの間にか逆転し、オレは彼女の中にいる気がしている。曖昧で、不可思議で、この日曜日の天気のようだと思う。
 キラキラと、窓に光る雨の滴が、曇り空から覗く光の筋をぼかす。尖った屋根の先が今にも空に突き刺さりそうで、その隙間から降りてくる天使もさぞ驚くだろうと、馬鹿げたことを考えた。
 そうして、意識がどんどん遠ざかる。
 優しく、クスッと息を漏らしたのは、誰だったか。
 以前にもこんな風に眠りにつく前に、誰かがおかしそうに笑みをこぼさなかっただろうか。
 今ではすっかりひねくれてしまって、眠りの底に落ちる前には「何がおかしいんだ」と、不愉快な思いをしていたのだが……。
「おやすみ、ミシェル」
 その言葉を聞いた途端、全てを許そうと思えた。愚痴交じりの言葉も、妙に鬱陶しい視線も、無視できない存在そのものにも、何もかも全部。
 安らぎを覚える唯一の瞬間に、誰かがいたのは久しぶりだと思った。
 こうして誰かの存在を感じながら眠りにつくというのは、何という幸福だろうか。
 まだひねくれていないオレが奥の方でそう騒いでいるのを最後に、意識が途切れた。


 眼が覚める頃には、全て忘れられているといいけれど。




BGM: 松任谷由実/ベルベット・イースター

以前書いたお話の続き……として読んでも構いません(どのお話か分かるでしょうか)。
まったく独立したお話としても読めます。



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【 2012/12/12 】 【物語】 | TB(0) | CM(0)
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