空模様

思いついたままをぽつぽつ綴ります。
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夏目家の妙な人々

発売日から結構たっていますが、感想を語りたいなと思うのです。
「夏目家の妙な人々」(著:わかつきめぐみ)は、夏目家の三つ子の兄弟と売れない画家で主夫の父、大黒柱の母(+犬のポチ子、猫のシロ)の家族とその周囲で起こる騒動を描いています。

夏目家の妙な人々夏目家の妙な人々
(1999/02)
わかつき めぐみ

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本当に妙な家族ですが、こんな人達が近くにいればいいなあ、と思いますね。隣に越してきた実加子と久里子の姉妹がうらやましい。
父のはるさんと主人公(?)の蒼一郎は他の作品「きんぎんすなご」にも出てくる個性的な人達。この家の人達と知り合いになれたなら、どんなくだらない悩みも一掃されてしまいそう。何でもない一言がポンと背中を優しく押してくれます。
七夕の時にたんざくに願い事を書くのですが、書いたくらいでは願い事は叶わない。――けれど、それがわかっているなら叶うのだと、はるさんが言います。
そうかな? とも思うのですが、そうだといいなと考えて、にっこりしてしまう。そんな不思議な温かさが、「わかつきめぐみ」さんの世界観です。

これまた続きが読みたくなるようなお話なのですが、わかつきさんの他の作品でも続きを書いて欲しい!と思わせるような物ばかりです。

そしてこのわかつきさん、なんと、私の住んでいる県に移ってきたことがあるそうなので、「So What?」の主人公が発する言葉に親しみを感じます。ってか、そのまんま!! わー、通りで馴染むような感覚がした訳だよ! すごい親近感だ。


わかつきめぐみさんの他の作品は、またご紹介したいと思います。

なお、「夏目家の奇妙な人々」文庫本は、白泉社から発売しております。
気持ちがほんわかしたい人にオススメします。

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【 2006/03/31 】 書物 | TB(0) | CM(0)

TINTIN

突然ですが、私のPCの「お気に入り」には、「T」が並んでおります!! ここにズラリと上げてみますと、

田渕 久美子さん、たつみや章さん、Tamura Shigeruさん、つじあやのさん...

ジャンルはごちゃまぜですが、皆様、(幅広い意味で)作家の方ですね。何故こうも「T」のついた方達が揃ったのかしら~? 不思議、不思議。これらの方々を一発で分かる方は少ないとは思いますが、有名な方々です。


――中でも、長年愛して止まないのが「TINTIN」です!!!

オトカル王の杖 (タンタンの冒険旅行)オトカル王の杖 (タンタンの冒険旅行)
(1999/11)
エルジェ、Herg´e 他

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これは、私が小学校の時から大好きなシリーズです。(福音館書店から発売中!)20を越えるこのシリーズは、ベルギーが世界に誇るコミックで、昨年の愛知万博のベルギー館を訪れた人がいたら、その入口に立っていた小さい少年の姿を眼にしているはず。それが、タンタンです。ちなみに、日本の京都と東京にもショップがありますが……。

 決して、英語読みしてはいけません! ちょっと日本では避けて下さい。正しくフランス語読みでお願いします。 タンタン!!

タンタンの足下にいる白い犬は、彼の相棒の「スノーウィ(仏:ミルゥ)」です。このルポ記者と犬が世界各地、果ては月にまで!冒険をして行きます。その他の主な登場人物は、アルコールが大好きなハドック船長、どこか抜けているインターポールのデュポンさん・デュボンさん、耳が遠い発明家のビーカー教授。この4人を知っていれば、大体楽しめます。

どこかのページで、誰かが必ずドジを踏む。主人公のタンタンでさえも! スノーウィにも吹き出しが付いていて、タンタンとよくお話をしています。事件を追いかける正義感の強いタンタンに、文句を言いながらもついて行くハドック船長。役に立っているのか疑問が多々ある、デュポンさん・デュボンさんは、各地での民族衣装(?)がお楽しみです。何を話しているのか分からなくなってくる、嫌な話し相手(笑)、ビーカー教授。ただし、本人は凄く真面目。

こんな個性的な面々が揃っていて、面白くないはずがありません!

日本ではあまり知られていないのが悲しいのですが、一歩踏み出せば、色んな国の、色んな世代の方が知っています!!
(詳しくは、日本の公式サイトへ!)


フランスに行ったら、私はひっそりとタンタングッズに眼を奪われて、忽然といなくなってしまうでしょうね。お金に余裕があったら、品物を食い入るように見つめているかも……。


とっても面白いので、小さなお子さんから、お年寄りの方まで楽しめる物になってます。絵も鮮やかで、とても昔の物とは思えない構図や描き方が素晴らしいです。皆さんも、是非、一読!

【 2006/04/28 】 書物 | TB(0) | CM(4)

主様、素敵ですv

さて……今も大分眠いのですが、これだけは語らずにはいられないので、眠気を払いつつ、書いていきます!

私が前の記事に書いた漫画本とは、「ゆきのはなふる」わかつきめぐみ・著、です!! 「夏目家の妙な人々」とあんまり間がないのが嬉しい私です。こんなに一気に出す人じゃないんですもん。素直に喜んでおきます

始めて手にした時に思ったことは、「重い…?」という喜びの声でした。ええ、ホントに! なんせ、あとがきが220ページにありますからね!

お話はといえば、「主様」シリーズと言われるものでございます。主様と呼ばれるのは、お山の管理をなされている方。他にも、雨師、雪師など、様々な人(?)が出て来ます。8つのお話が入っていて、それぞれの登場人物によって、ひとつに繋がっています。う~ん。そうですね…バトン・パスしていくような感じでしょうか……?

主様達の恋のお話であったり、わかつきさんらしい、ちょっと不思議なお話だったり……。本の題(+表紙)にもなっている「ゆきのはなふる」というお話は、雪師達と突然落ちてきたヒトのかたちをしたモノののお話。これが、ちょっと不思議なお話です。私はこのお話の1ページ目を見た時(最後のお話)、サスペンスかと思いました…… 何故かは、読んでみて下さい。一応、ネタバレはしないでおきますので…。

私が好きなのは、雨師の都世(つせ)様と将来風師になるゆりかちゃんのお話ですね
このお話のあるシーンが、マリナとカミルスのとあるシーンを思い出させました。……妙な言い回しですね。ハッキリ言いましょう。ドレスアップした女の子に、思わす逆の言葉をかけてしまう。そんなシーンがあるのです! それを抜きにしても、もちろん、好きなお話です。


わかつきさんの書くお話はいつも手厳しいことを言う人が出てくるのですが、それが気にならないほど、素敵な一面をどこかで必ず見せてくれるので、どうしても嫌いにはなれないのです。そこが、私がわかつきさんを好きな理由のひとつでしょうか。

【 2006/06/01 】 書物 | TB(0) | CM(0)

隣の若草さん

暇があれば、読書と創作をする私。時はあっという間に過ぎていき、気が付いたら眠っていて朝だった……。そんな日もあります。私を安易に横にならせてはいけませんね。すぐに眠ってしまいます。この間は、本をずっと握ったまま朝まで放さなかった、という記録を作っているのです。びっくりしました
そんな理由で、私はなかなか出てきていません。悪しからず…。



隣りの若草さん隣りの若草さん
(2006/07)
藤本 ひとみ

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さて、そうこうしている間に、「隣の若草さん」が発売になっています。
どなたか、読まれましたかね~? やはり、センセご自身によるお話の選別が入っているので、私の泣きそうになった、という海外旅行編はカットでした。
(私の弱点を見られなかったでしょう。残念でしたね)
いやあ、ポールの妙な語尾の口調と、彼の強さを見せたかったなぁ。彼は、気遣いの人だと思う。うん、いい奴。

他にもホロリとさせるようなシーンが数カ所ありますので、姉妹達と泣いてみるのもいいかもしれません。まあ、その場合、元帥のような存在が必要なのですが……クッションや枕でもいいと思います。この際。

コバルトのあとがきをしっかりと覚えている方は、お話にチラリと出てくる単語にニヤリと笑ってしまったのではないかと思います。ホントに、もう、好きなんですね~。と、元帥と同じように藤本センセを見守ってしまいます。その単語が何なのか、あえてここでは述べません。探すのも、楽しいものですからね。

そして先日、連載されていた地方新聞紙に、センセのコメントが載っていました(写真付き)。そうか、舞台の現代日本はこちらが指定したのか。大変だっただろうな、センセ。しかも、プライベートまでご多忙とあれば、なお一層。うわー。もっと続いて欲しいと思っていましたよ。申し訳なくて、頭が上げられません。去年の2月から今年の5月まで、よく頑張ったと思います。お疲れ様でした。ありがとうございました、と言いたい。

1日のお話がいくら短いものとはいえ、1年ちょっと、435回の連載は大変だったでしょうね。単行本には収まりきらない程のお話になりましたから。


――今からでも遅くはありません。さあ、まだ未読の方は、読んでみてはいかがでしょう?

【 2006/08/06 】 書物 | TB(0) | CM(0)

祝! 文庫本化!!

今日、母のお友達がバーベキューをしているということで、急遽、私も参加させていただきました。
はあ。お肉、いっぱい食ったぁ…… 近くにあった松の木に15匹もの蝉がとまっていて、時にはいっせいに鳴くので、煩いほどでした。私、蝉を素手で捕まえることが出来るので、服にとまった蝉達を捕まえては、木に戻して上げていました。もの凄い数の蝉集団。夜のライトに誘われて来たのでしょうね。

私と姉はそこでもまた、 20(歳)を越えているようには見えない と言われ、 もっと若く見えるわ と驚かれました

…………どうしてこう、立て続けに童顔を指摘されるのでしょうね? もう、いいですけど。10代後半でも構いませんよ。精神的にはもっとガキだと思いますからね。きっと、精神年齢に合わせた顔をしているんだわ。うん。そう、納得する、和ぎでした。



さて、今日は「祝! 文庫本化!!」と題してお送りしているのですが、話が脱線してしまいました。ゴホン。実は、私の大好きな作家さんのデビュー作が、講談社文庫になって、8月11日に発売されたのです 

ぼくの・稲荷山戦記ぼくの・稲荷山戦記
(1992/07)
林 静一、たつみや 章 他

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こちらが単行本。見ての通り、児童書なのですが、内容は深いのです。

ぼくの・稲荷山戦記 (講談社文庫)ぼくの・稲荷山戦記 (講談社文庫)
(2006/08/12)
たつみや 章

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こちらは、今回発売された文庫本。

裏にある稲荷神社の巫女を代々務めているおばあちゃんの家に住む、中学生のマモル。彼と、神様のお使いであるキツネの守山さんが中心となって神様の住む山(神様=山)を守る、というストーリー。山を削ってレジャーパークにしようとする大人と、それを守ろうとするキツネとヒト。マモルと守山さんとの心の交流や、自然と神様、マモルの亡き母と神様との関係……。様々な事柄を経て、山を守るお話は、最高潮を迎えます。果たして、彼らは山を守ることが出来るのでしょうか!?


大好き!な守山さんのラストの姿には、ちょっぴり涙です。
(これだけは、言っておかなければ気がすまない)
衝撃的なラストとで、気持ちがグチャグチャだったのも、あります。こういうラストはあまり好きではないのですが、マモルとの関係に救われています。良かったです。

たつみやさんは、こういった環境問題と神様とを題材にして他にも作品を書いているのですが、誰もが好む完全なるハッピーエンドとは違ったハッピーエンドを書いて下さります。児童文学とはいえ、奥の深い、大人が読んでも楽しめるお話です。

読み終わった後、思わず近所の神社に駆けて行って、神様とお話がしたくなる。ひょっとしたら、アブラアゲが好きなキツネがそこからひょっこり出て来るのではないか……? そんな気持ちにさせてくれるのです。マモルのような家だったらよかったのに、と思うかもしれません。
そんな気持ちになったら、もう、たつみや章さんの虜です。

文庫本、ということは、いつでもどこでも気軽に持ち運びが出来るということで、いつでもどこでも、このお話を楽しめるということです。まだ未読の方は、文庫本で、いつでもどこでも気軽にお楽しみいただけるのですよ!
興味が湧きましたら、是非、手に取ってみて下さい


次回は、「ぼくの・稲荷山戦記」文庫本記念として、2作目のお話を紹介したいと思います。どうぞ、よろしく!

【 2006/08/18 】 書物 | TB(0) | CM(0)

祝! 文庫本化!! 2

母のお里では、おかずがいっぱい出てくる。無論、人数が多いからだけど、そうじゃなくても多いと思う。そんな滞在中、私がよく食べたものといえば、トマトである。大好きなんですよ、トマト
生でいただきます。なーんにもつけません☆ そのままが、やはり1番おいしいと思う。滞在中に、私はいくつのトマトを消費したのか分からないくらい。ひとりでバクバクと皿の上のトマトを食ってました。

そうして帰って来れば、トマトのない生活。今日、無性にトマトが食べたかった…… 残暑にバテていたのだと思う。今日はとっっても、暑かったから。やはり体が夏野菜を食べたがっているのでしょうね。



――さて、今日のご紹介する本は、こちら。

夜の神話夜の神話
(1993/07)
たつみや 章、かなり 泰三 他

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6年生のマサミチは、都会から離れたおばあちゃんの家に引っ越してきたことをよく思っていなかった。田舎の生活に馴染めずにいた彼がある日出会ったのは、長い髪のお兄さんと感じの悪いチビ。勧められたまんじゅうを食べたマサミチは、アンキ的だった自分を悟り、同時に今まで見えなかったものが見え、聞こえなかったものが聞こえるようになった。彼はそこにいたおばあちゃんの家の家神、ヨネハラさんと仲良くなり、お兄さんはツクヨミさまであることを聞かされる。植物の声や虫の声、動物の声を聞くことが出来るようになったマサミチの元に、原子力発電所の技師であるパパと、不思議な青い炎に覆われ、具合が悪そうなスイッチョさんがやって来たのである。
そんなスイッチョさんを助けようとして、月うさぎだったチビと体を入れ替えられたマサミチは、ある事件と遭遇する。ツクヨミさまとヨネハラさん、スイッチョさん等と共に、パパの務める原子力発電所の異変を食い止めようとするのだが……。



このお話で、私が誰が好きかというと、ズバリ、ツクヨミさまでございます。気難しく、人間(闇鬼)嫌いだけれど、本当は優しい。そんな神様なのです。以前にもチラリと漏らしたことがあるのですが、ツクヨミさまって、少し、某天才鑑定医と似ているところがある(と思う)。

そんな風に不思議な力を持てるのだったら、凄い味のまんじゅうを食べてみたい。ただ、問題があるとすれば、それが紅白の計2個だということ。2個はきついだろうなぁ……。しかし、これを食べて苦しがっていたマサミチ。そりゃあ、食べた物が毒とは言ってなくても、罰だ何て言われたら私でも毒だと思いますよ、ツクヨミさま!

このお話は前回とは違って、神様と人間の全面(?)協力態勢がある。人間に出来ることと、神様達に出来ることを重ね合わせ、何とか出来ないだろうかと闘っているのです。もちろん、マサミチも。相手はあの青い炎の持ち主。失敗すれば、周りに住んでいる生き物や人が危険にさらされるので、一刻を争う状態です。
ちなみに、こちらのラストは、何の問題もなく、すっと受け入れられましたよ★

喧嘩をしていたりする神様達の間で、小さいながらも頑張るマサミチうさぎは、大変可愛らしい。そして、たくましい。ツクヨミさまに向かって、あんなことをしてしまうんだもんね。ひょっとしたら、彼が1番強いかもしれない……。



夜の神話 (講談社文庫 た 104-2)夜の神話 (講談社文庫 た 104-2)
(2007/02/10)
たつみや 章

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――こちらも文庫本化!!  ※ H19.9.3 改訂

【 2006/08/19 】 書物 | TB(0) | CM(0)

祝! 文庫本化!! 3

先週と今週の土・日に、またしても母の実家に行ってきました。従姉の赤ちゃんと、花嫁姿を拝見。赤ちゃんを抱かせてもらったのですが、その感覚は犬を抱っこする要領でした。……ゴメン、お姉ちゃん。とにかく、首が据わっていたので助かった。でも、抱っこした時、肩に涎を付けられました……。んでも、かわいいー

もうひとりの従姉は、何故かウエディングドレス を持って来ていて、皆にお披露目。玄関の前で、記念写真をパチリ。いいなぁ、ウエディングドレス。来てみたいわ~(結婚願望はないけど)。従姉の花嫁姿はとても似合っていました。素敵でした 短時間しか着ていなかったのが、本当にもったいないくらいです。

ああ、久しぶりにふたりの従姉と会えて良かったです。
子供もいない、結婚もしていない、そんな女性はこれで本当に私達姉妹だけになってしまいました……。おばあちゃん、伯母さん、その手の話を私達に振らないで………





――さて、今日こそは(笑)、最終回を迎えてみせます、特別企画の第3弾です!!

水の伝説水の伝説
(1995/12)
たつみや 章、藤田 新策 他

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主人公は、東京の学校では不登校でうまく行かず、山の中の小さな村に山村留学をしている6年生の男の子、光太郎。グズでドジで弱虫な彼が、ある日拾った盃が元で、村の伝説にも残っている龍神様の花嫁になってしまう。昔、恋人だった花嫁を助けるため、龍神様を退治したとされている「ヒコ」。雨の神様である龍神様に雨を降らせてもらう代わり、花嫁になった娘は龍神様に食べられてしまうという話があったのだ。そこで、光太郎はずっと続いていた雨を止ませてもらえるようにお願いするため、ひとり、食べられる決意をする。寄宿先のタツオくんに嫌われたまま、彼は遂にその日を迎えた――。


伝説は、所詮人間が作ったもの。ただし、それを全て否定することは出来ない。それが、今回得た教訓のひとつです。もうひとつは、ただ木を植えるだけでは駄目だということ。これは最後まで読まないと分からないことなのですが、その前のお話の展開は、ワクワクします。……主人公には悪いのですが。光太郎とタツオくんとの微妙な関係も、とてもリアルです。

実は、この光太郎、小学校の頃の私によく似ているのです。友人には驚かれそうですが。まあ、そんな時期もありました。学校にはちゃんと行っていましたが、静かに、息をひそめている休み時間があったのです。ですから、1・2弾の主人公達より、光太郎の方がより親近感を覚えます。親やその他の大人達に気を使って、ひとりで悩んでいる。同級生の目を気にする。それが、光太郎でした。

そして、龍神様の他にも、カッパ、山姫さんという方達が登場します。最後のシーンでは、何やらもの凄いお祭りになっていますが、本来ならきっと、それがあるべき姿のかもしれませんね。カッパがウヨウヨいる、というのはちょっと恐いのですが、楽を演奏したり、歌ったりする様は見てみたいかも……。

このお話の中で、私は自然と泣いてしまった台詞があります。他のシリーズにも、泣きそうになるようなシーンはあったのですが、このお話の、この台詞だけは、我慢できませんでした。
72ページのおばあさんの台詞です。
すでにこの本をお持ちの方は、そこに何が書かれているのか見てみて下さい。お持ちでない方は、書店に行かれた際に、探してみてみて下さい。もし、気になったら、ご一読をお勧めします



水の伝説 (講談社文庫)水の伝説 (講談社文庫)
(2007/07/14)
たつみや 章

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――こちらも文庫本化!!  ※ H19.9.3 改訂

【 2006/08/29 】 書物 | TB(0) | CM(0)

イサナと不知火のきみ

この1週間、私は栗ご飯に心を奪われておりました。
もお、メロメロですよ~~ うはぁ、大好きだぁ。2杯もいただく程ですよ。でも、お昼には、母と姉に食べられてしまって、夕飯時には普通の白いご飯が……。ああ、毎日栗ご飯が食べたい。ちなみに、甘栗も好き。剥いて食べるのが好き。手が黒くなろうとも、私は剥いて食べます! ケーキのモンブランも大好きです。


さて、そんな食欲の秋ぶりを垣間見せている場合ではありませんよ。予告した、読書の秋をしなければ!!
私が読んでいたのは、こちらの本です

イサナと不知火のきみイサナと不知火のきみ
(2006/05/11)
たつみや 章

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たつみや章さんの、新刊でございます~♪

女の子ながら、海に出たいと思っている主人公のイサナ。女の子っぽいことは苦手で、性格もどこか男の子に近い。イサナの所には、片言しか話せない異国の男の子がいる。ある日、彼や兄達を連れて船になってくれる木を探しに出掛けたイサナは、イサナを呼んでいた大きな木の中に眠っていた龍を出してしまう。そこから、イサナ達の戦いがゆっくりと始まっていく……。

割愛を重ねたこのお話から、内容を把握しようとしてはいけません。というか、出来ませんね。龍は小さい男の子に化けることが出来(本来の姿ではないらしい…)、彼の継母達に狙われている存在です。イサナ達は、守る側。今回、始めて女の子が主人公のお話です。人の子か、龍の子か。どちらかと恋愛に発展して行きそうなところも見どころでしょうか?
(龍の子には、求婚(?)されている)
今のところ、性格と美貌での勝負となっております(私の中で勝手に)。「つづく」となっている通り、まだお話は終わっていません。この文字を見た時、久しぶりに怒りたくなりました。早く、続きが読みたい!!

【 2006/10/07 】 書物 | TB(0) | CM(2)

読書の秋です。

皆さん! 心配していた単行本3冊を無事、2週間で読み切ることが出来ましたよ~~
良かったです~!! 久しぶりにどっぷり浸からせていただきましたが、また借りてきてしまった…。今度は、児童書と漫画が入っております。たはははは。こりゃ、当分止まりませんね


今日は、そんな中でもずっと読んでみたかったお話をご紹介したいと思います。
というのも、N○Kの深夜にTVドラマ化していたのを、当時熱心に見ていたのです。が、原作(単行本)のあまりの分厚さに、ちょっとばかり戸惑ってしまっていたり、借りられてしまっていたりと、なかなか機械が巡ってこなかったので、大分遅くなってしまいました。本当は、ドラマが終了した後、すぐにでも読んでみたい気持ちがあったのですけれどね。


その本とは…… 「トキオ」 東野圭吾・著  です。

トキオトキオ
(2002/07)
東野 圭吾

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<単行本>

時生 (講談社文庫)時生 (講談社文庫)
(2005/08/12)
東野 圭吾

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<文庫本>


20年以上前、まだ若かった頃、「彼」に出会っていた。
拓実は病室の前で、妻を隣にして語り始めます。病室の中には、今にも旅立ってしまう息子が治療を受けているのですが、彼の死は生まれた時から決まっていたようなものでした。拓実は「彼」と20年以上前に合っているのだと言いました。そこから、物語は始まります。

「彼」との出会いの始まりは花やしき。「彼」の名前はトキオ。当時、拓実はろくに仕事にも就かず、就いたとしても喧嘩をしてすぐに止めてしまう。そんな生活を送っていました。ところが、トキオが来てから色々なことが起こり始めます。つき合っていた彼女が別の男性と突然失踪。後を追う怪しい男達との出会い。彼女がどこかへ行くなら、友達のいる大阪だと踏んだ拓実は、大阪へと向かいます。けれどその途中で、トキオとの約束により、拓実の実母のいる愛知へと行くことに。そしてようやく大阪へ……。

トキオと旅することで、彼が他の誰とも違う感情(親近感)がするのだと、拓実は気付きます。旅で出会う様々な出来事は、ふてくされていた拓実の心に少しずつ変化を与えて行きました。彼女の失踪理由、拓実の出生の秘密……それらが全て明らかになって旅が終わった後、拓実は旅立つ前よりも成長していました。

それから現代、彼は旅立つ息子に叫ぶのです。彼の名前を。



ドラマと原作では、やはり少しだけ違うものになっていますが、とても面白かったです。どちらもボロッと涙が出てきてしまいますよ。親子の愛や、生きて行く為の力強さ。トキオの言葉や恋人の友達・竹○(訳あって伏せ字)さんの言葉が胸に迫ります。
私は特に、拓実が実母の手紙を読んだ後、態度が悪いのをトキオが叱る場面での台詞が忘れられません。竹○さんのカッコ良さも素敵です。女性なのですが、誰よりもしっかりしていました。他の人が持っているカードを、悪くないカードだなんて、なかなか言えませんよ。


さて、ドラマでの配役はといえば、TOKIOの国分太一が拓実役を、嵐の櫻井翔がトキオ役を、それぞれ好演。もちろん、現代も過去も、です。

トキオ 父への伝言トキオ 父への伝言
(2005/04/22)
国分太一、櫻井翔 他

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「トキオ」は、DVDで発売中です。レンタル店にもあると思いますので、原作を読む時間がない方は、映像でもお楽しみいただけます☆ 是非、ご覧下さい!!

【 2006/11/05 】 書物 | TB(0) | CM(0)

天空聖龍 ~イノセント・ドラゴン~

土曜日の朝から夕方にかけて、ぶっ通しで読書を楽しみました♪ やっぱり、まだ読書の熱が続きます。続きそうです。ただ、どうにも気掛かりなことがひとつ……。本を読んでいる間、ずっとベットの上にいたのですが(おい)、風邪の症状に苦しみました。まだ少し尾を引いています。暖かくして眠ってるハズなんだけどなあ……



さて、今日は久しぶりに本のご紹介です。
近頃の私は、漫画を大量に買い、小説を図書館でたくさん借りて来るという生活を送っています。そんな中でもお薦めしたいのがいくつかあるのですが、今日はその中の1冊。 「天空聖龍 ~イノセント・ドラゴン~」/山口美由紀 を本日お薦めいたします!!

天空聖龍 1―イノセント・ドラゴン (1)天空聖龍 1―イノセント・ドラゴン (1)
(2005/12/05)
山口 美由紀

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舞台は、『聖龍伝説』が語り継がれている国の小さな里。領主の息子ラムカはある日、行き倒れになった少女カナンを里へと連れ帰ります。しばらくは里で暮らすことになったカナンの不思議な能力に、同じ仲間かもしれないと疑うラムカは、自分が地上の聖龍の末裔だと言われている人間なのだと明かします。けれど、失敗ばかりして、自分は役に立たない人間だと思っているカナンは、ラムカの持つ不思議な力は人の役に立つ能力で、自分とは違うのだと否定。そんな時、里で事件が発生。瀕死のカナンに、ラムカがとった行動は、彼と同じ能力を持つ人間だけが薬となる飛蛇の内蔵を使うことだった……。

これが、第1話の大まかな話の内容となっていますが、その後は次々と謎が増えて行き、最新刊である3巻では、正体不明の人物(恐らくは、悪い人)「サニン様」が登場する。親分・子分の関係だったラムカとカナンの気持ちの変化も気になるところなのですが、ふたりの関係や国の問題となるであろうサニン様を無視できない展開のまま、3巻は終わってしまいました。くぅ、早く続きが読みたいっ!!

手よりも先に手が出て乱暴なところもあるラムカは、力もあるし顔も良い。優しいところもあってか、女性にモテる人であります。ただし、巨乳好き(笑)。当初、少年に間違われるほどの体型を持っていたカナンでしたが、3巻で急激な成長を見せてくれました。そりゃあ、周囲の人間でさえビックリするよ、という程の。そんなふたりを取り巻く人も、とても魅力的です。私はカナンに想いを寄せるティンくん(11歳)が特に好き!! だって、すっごく可愛いんだもんっ。そのティンくんを相手に、大人気ない態度をとるラムカさん(21歳)も良いですよ♪ ティンくんに負けてません。
ラムカとカナンの関係を見守るメトさんはとても大人で、カナンの気持ちを応援している女性です。私はこういう人が、好きです。素敵なお姉さまです。

山口さんの描く絵はとても綺麗で、私は思わずうっとりとしてしまいます。そして、とっても可愛い子供を描かれます。
ファンタジーをたくさん描いていらっしゃいますが、一読すればきっと夢中になると思います。ファンタジーを甘くみては行けませんよ。ふっふっふ。

実は、山口さんと出会ったのは去年。妖精と人間のお話。妖精の地へ旅に出てしまった女の子が主人公のお話です。このお話もとても好きで、私はすっかりこの方のファンになってしまいました。



「天空聖龍 ~イノセント・ドラゴン~」(1~3巻)は現在、白泉社より発売。
雑誌、「メロディ」にて連載中です。


【 2007/01/27 】 書物 | TB(0) | CM(0)